笑い地獄
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第61回・芥川龍之介賞候補作
「あいつは笑われたくないために、いつも自分から先に笑い出しているのだ」――。週刊誌のゴーストライターである〈わたし〉は、気鋭のファッションデザイナーが主催するワイルド・パーティに潜入取材を試みる。しかし、パーティの最中に眠り込んでしまい……。お互いが「笑う/笑われる」関係の中で起きるグロテスクな悲劇と喜劇。「早稲田文学」1969年2月号に発表された中編小説。第61回・芥川龍之介賞候補作。 単行本『笑い地獄』に所収。